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カップヌードルミュージアム横浜

  • お土産
  • 試食
  • 無料
  • バリアフリー
  • 土日OK

運営会社:日清食品ホールディングス地図

安藤百福 神奈川県横浜市中区新港2-3-4

おすすめ度
おとな
こども

factoris独自のおすすめ度ですので目安程度に!

公開日:2018年08月28日 更新日:2020年10月04日

現地見学レポート

横浜の赤レンガ倉庫などで有名な「横浜みなとみらい21」にある、カップヌードルミュージアムにお邪魔してきました。

その名の通り日清食品のカップヌードルに関するミュージアムで、正式名称は「安藤百福発明記念館」と呼ばれています。

インスタントラーメン(チキンラーメンやカップヌードル)の発明者である安藤百福さんの功績を展示するスペースと、オリジナルのカップラーメンをつくったり、カップヌードルの製麺から出荷までの工程を体験できるアスレチックなどがあります。

8月下旬の日曜日に小学校3年生の息子と、幼稚園の娘を連れて行きましたが、二人ともかなり楽しめた様子でした。

どちらかというと小さいお子さんに喜ばれる施設です。

入場料、各アトラクションの利用料も控えめで、2~3時間の滞在を十分に楽しめる内容です。

アクセス・駐車場

建物外観/駐車場入口は北東の海側にあり
建物外観/駐車場入口は北東の海側にあり
建物前には観覧車があるので目印に
建物前には観覧車があるので目印に

電車で行かれる場合は、みなとみらい線のみなとみらい駅やJRの桜木町駅から徒歩圏内ですので、まったく問題ありません。

私のように地方から車で行く場合に問題になるのは駐車場です。

東名高速道路の横浜町田インターからは30分ほど(空いていれば…)で現地に着きます。
ただ、カップヌードルミュージアムの駐車場は40台ほどと、その来場者数から見ればかなり少ないという印象です。

開場する9:00少し前に駐車場に行ったのですが、駐車場に入る道路が1車線のためもあり、9:00ちょうどにならないと受付しないとのことでした。

そのため、10分ほど近隣をぐるぐると回りながら時間をつぶして、ちょうど9:00に駐車場入口に再び到着しましたが、すでに5台目という状況です。

曜日や時期にもよると思いますが、おそらく日曜日は15分程度で駐車不可となると思いますので注意しましょう。
見学自体は2~3時間程度なのでお昼ごろには再びポツポツと空きが出てくると思います。

カップヌードルミュージアムの駐車場は最初の1時間は無料、その後は250円/1時間という料金設定です。土日は、周囲の駐車場よりお得に駐車できますので、可能であればカップヌードルミュージアムの駐車場はおすすめです。

開場~受付

1F受付前の吹き抜け
1F受付前の吹き抜け
入場チケット購入受付
入場チケット購入受付

公式の開館時間は10:00~となりますが、9:15分ごろには建物前に既に長蛇の列でした。

そのため、受付をするための屋内には9:15ごろには入場可能です。
暑い中、お客さんを待たせないという配慮だと思います。心づかいが素晴らしいです。

入場のチケットは、9:40から発売開始で、購入者から順次2F以上の各ブースで楽しむことができます。
チケットは大人500円(税込)、高校生未満は無料です。

各アトラクションの参加は、アトラクションごとに支払いとなりますので、1F受付では入場料のみ支払いとなります。

入場料にマイカップヌードルファクトリーの利用券が追加された前売り券がローソンチケット(ローチケ)で販売されています。

こちらのチケットを持っている方は優先的に案内されていたので、混雑時は事前購入もいいかもしれません。

※料金割引はありません。 →ローチケ(マイカップヌードルファクトリー)

3Fマイカップヌードルファクトリーへ

2F~3Fと順序良く見学しても良いのですが、アトラクション毎に整理券を受け取って参加なので、とりあえず3Fのマイカップヌードルファクトリーを目指します。

あっという間に大混雑
あっという間に大混雑
備え付けのマジックで自由にデザイン
備え付けのマジックで自由にデザイン

マイカップヌードルファクトリーは容器に自由にマジックで絵を描いたり、色を付けたりしたものに、中に入れるスープ・具材(4種類)を選んでオリジナルのカップヌードルに仕上げます。

容器の封、商品の様にビニールで圧着して仕上げていただけますので、かなり完成度は高いです。

デザイン(いたずら書き?)が完成したので、麺をカップに入れます。

カップに麺を入れる
カップに麺を入れる

スタッフの方が、手早くカップを受け取り、手前のハンドルを自分たちで回してカップに麺を入れいます。

カップヌードルは、麺を下にして、カップを上からかぶせるのがポイント!

スープ・具材を選ぶ
スープ・具材を選ぶ

スープは4種類から1つ、具材は12種類から4つ自由に選びます。

個人的にはシーフードが大好きなのですが、子供たちはスタンダードな味を選んでいました。

中身の完成
中身の完成

中身が完成しました!

スタッフの方が「写真撮られますか?」とわざわざお声がけいただきましたのでパチリ。

蓋をする
蓋をする

機械(熱で圧着?)で1瞬で蓋をします。そのあと、全体を薄いビニールでフィルムをして完成です!

空気の梱包に入れる
空気の梱包に入れる
このようになったら完成
このようになったら完成

4Fカップヌードルパーク&NOODLES BAZAAR

4Fは、カップヌードルパークとNOODLES BAZAARがあります。

簡単に言ってしまうと、カップヌードルパーク=アスレチック、NOODLES BAZAAR=食堂です。

カップヌードルパーク
カップヌードルパーク

カップヌードルパークは、カップヌードルの製造工程を体験でき、当日は妻が2人の子供たちを連れてへとへとになっていました…。

30分の入れ替え制で、幼稚園の娘は5周したそうです。

NOODLES BAZAAR
NOODLES BAZAAR
チキンラーメンの屋台
チキンラーメンの屋台

NOODLES BAZAARはほとんどのメニューが300円/ハーフサイズで楽しめます。

子供たちは、150円のチキンラーメンで満足しておりました(安上り!)

食べかけですいません。トムヤムクン300円
食べかけですいません。トムヤムクン300円

私は、タイのトムヤムクンをいただきましたが、結構しっかり本格的な味&パクチーの香りで美味しかったです。

2Fインスタントラーメン ヒストリーキューブ&安藤百福ヒストリーなど

恐らく日清食品さんとしては、最も力を入れてお客さんに見てほしいエリアだと思いますが、幼稚園から小学校低学年には少し難しいようで、駆け抜けていってしまいました…。

インスタントラーメン ヒストリーキューブ
インスタントラーメン ヒストリーキューブ
1958年ここからインスタントラーメンの歴史が始まった。
1958年ここからインスタントラーメンの歴史が始まった。

インスタントラーメン ヒストリーキューブは、歴代のインスタントラーメンが時系列で並べられています。

人生の時々に、インスタントラーメンがあったなあと、パッケージを見ると自分の当時の気持ちを思い出します。

初代ラ王
初代ラ王

私にとっては初代のラ王は、カルチャーショックともいうべき商品でした。

カップラーメンで、こんなに美味しいなんてと、愕然としたものです。

大学時代の狭いアパートを思い出します。

安藤百福さんの像
安藤百福さんの像
安藤百福ヒストリー
安藤百福ヒストリー

インスタントラーメンの発明者、安藤百福さんの像。右手にはカップヌードル。

安藤百福さんは、日本占領下の台湾(台南市)で生まれ、その後、繊維関係でも成功し、紆余曲折の後48歳でインスタントラーメンを開発されたそうです。

48歳でこれまでの経歴とは関係のない即席めん(チキンラーメン)を1年で開発されたのみならず、それを市場で評価を得て、カップラーメンへと続き、一代で日清食品という企業を作り上げた能力は並大抵ではありません。

まとめ

日清食品さんはこの施設で利益を出そうとは考えていません。

実際に見学して、料金の設定を見ても「採算度外視だな」と感じました。

インスタントラーメンの歴史、安藤百福さんの功績も学びながら、小さなお子さんは半日ほど存分に楽しめる施設です。
特に学びと遊びがうまく融合されていて、自然と時間を過ごせる施設だと感じました。

赤レンガ倉庫などの観光スポットも多いエリアですので、是非訪れてみてください。

© factoris