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かくきゅーはっちょうみそ

カクキュー八丁味噌

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運営会社:合資会社八丁味噌地図

岡崎城 愛知県岡崎市八帖町字往還通69番地

おすすめ度
おとな
こども

factoris独自のおすすめ度ですので目安程度に!

公開日:2018年03月04日 更新日:2020年10月04日

現地見学レポート

八丁味噌という名前は聞いたことがあると思いますが、なぜ八丁味噌と呼ばれるのかご存知でしょうか?

愛知県岡崎市の中心地に岡崎城があり、徳川家康が生まれた城として知られています。

その岡崎城から西に約八丁(800mぐらい)離れた場所の八丁村で、江戸時代初期より2軒の老舗が生産している豆味噌を指します。

2軒の老舗は今でも続いており、1つは今回伺ったカクキューさん、もう1軒はまるや八丁味噌さんです。

岡崎城
岡崎城

岡崎城も、カクキューさんの工場見学の前に伺いましたがコスプレの方がたくさんで驚きました。まったく知りませんでしたが撮影場所の人気スポットのようです。

見学受付は八丁味噌の郷

見学には予約は不要で、売店などのある建物の受付で申し込みできます。

時間は30分毎にある程度人数をまとめて、一周するコースとなります。所要時間も30分ほどですので、気軽に工場見学を楽しめます。

国の登録文化財である建物外観
建物外観

見学コース

史料館へ建物・蔵を進む
史料館へ建物・蔵を進む

受付を済ませてから、20人ほどの団体で蔵などの建物を眺めながら史料館へと向かいます。

味噌蔵は明治40年に建てられたもので、国の登録文化財となっている建物で歴史を感じられます。

史料館内部

ガイドのスタッフさんが往年の味噌作りの様子や道具など丁寧に説明していただけます。

味噌作りの様子
味噌作りの様子
手前の味噌樽が6尺あり、3年(最低2夏)熟成させる
手前の味噌樽が6尺あり、3年(最低2夏)熟成させる
当時の店頭の様子
当時の店頭の様子
岡崎駅で実際に掲示されていた看板
岡崎駅で実際に掲示されていた看板

上の看板は、岡崎駅に掲示されていたもので、宮内省御用達の文字が書かれています。

看板の絵はカクキューさんの近くの「やはぎばし」の様子で子供であった豊臣秀吉が蜂須賀小六と出会ったという伝説に基づいて描かれたそうです。

味噌蔵

史料館を後にして、現在熟成している味噌蔵へ移動します。

大豆・塩・水のみでつくられた味噌は、石積みをされ1年半~2年ほど長期熟成され完成されます。

味噌蔵
味噌蔵
巨大な樽
巨大な樽

味噌蔵を出ると巨大な樽が保管されており、樽の底に樽が製造された年月と桶師と呼ばれる制作者が筆書きで記されています。

この後は、出発地点へ戻り、八丁味噌の味噌汁や田楽の試食が楽しめ、お土産として八丁味噌の購入も可能となっています。

赤だしというと、塩気が強い印象がありますが、八丁味噌は豆のうま味が強く、塩気は抑えられています。
現地で1kgお土産に購入したのですが、家族の評判も非常によく、ネット通販で7kgほど追加で購入して毎朝いただいています。

予約なしでとても気軽に立ち寄れる工場見学のスポットですので岡崎観光のひとつとして組み込んでみるのもおすすめです!

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