伯方の塩

伯方の塩大三島工場さんのご紹介です。
1971年、塩田塩が「塩業近代化臨時措置法」の成立で全面的になくなり、塩化ナトリウム99％以上の過精製塩が食用に販売されるようになりました。
そこに疑問を感じた有志が「自然塩存続」運動をおこし、1973年に塩専売公社より自由販売塩として製造を託されたのが「伯方の塩」さんの始まりです。
消費者運動から生まれた「伯方の塩」さんでは、化学薬品を一切使わず、おいしくて安全な塩を食卓へ届け続けていらっしゃいます。
大三島工場の見どころは、太陽の熱と自然の風を利用してかん水(濃い塩水)をつくる「流下式枝条架併用塩田」(りゅうかしきしじょうかへいようえんでん)で、1997年に専売法が廃止され、日本の海水から直接塩をつくることができるようになり「塩田」での塩つくり、塩田製塩の技術継承を目的に再現されました。
また、こちらの工場ではイベントがたくさん企画されていますので、そちらも併せてお楽しみいただけます。